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会社情報
小さくて強い会社を目指して
私たちは小さな会社です。しかし小さな会社だからこそできることがあると信じています。現在にいたるまでに2000社ものお客様と信頼関係を築いて来られたのは、社員一人ひとり細やかな対応のできる小さい会社であればこそであり、多くを求めず信念をもってプラスチックリサイクル事業だけを突き詰めてきた結果です。私たちはこれからも誇りを持って小さい会社であり続けます。これからも多くのお客様とつながり、プラスチックリサイクルを国内・世界へ広げて行きたいと考えています。
ご挨拶
株式会社パナ・ケミカルは45周年を迎えました。
松下電工株式会社(現 パナソニック株式会社)の化材代理店としてスタートし、オイルショックの際に始めた発泡スチロールリサイクルが、お陰さまで年間8万トンの全国プラスチックリサイクルシステムと成長いたしました。
これも、ひとえに全国2000社以上の処理機をご購入していただいたお客様、リサイクルシステムをご利用のお客様、仕入先の皆様のご支持の賜物と厚く御礼申し上げます。
40余年前、築地市場の片隅にやっとのことで機械を設置していただき、出来上がった発泡スチロールブロックを有償で買い取ることを始めた際は、「どうせ機械を売るための手段だろう」「長続きするわけがない」と言われたものでした。
これまでの道のりが平坦だったわけではなく、海外の輸入制限により、1万トン以上の在庫を何度か余儀なくされたり、為替や価格の暴落で事業自体が厳しいことも幾度となくありました。そのたびに、共にリサイクルを推進する全国のお客様からの励ましと協力で、仕組みを改善しながら困難を乗り越えてきました。
私たちは、当社が築地市場で始め、お客様と育て、世界に広がった、この発泡スチロールリサイクルを日本発祥の発泡スチロールの仕組みとして「J-EPS recycling」と再定義をし、お客様と共有をしております。
また、2017年に起こった中国の再生資源輸入規制「ナショナルソード(国門利剣)」は一気に世界のプラスチックリサイクルの流れを変えてしまいました。
その中でも長年当社が主張してきた「品質感のあるプラスチックリサイクル」「他国を汚すような再生プラ輸出は長続きしない」という思想の集約を表す「資源プラスチック」は、業界をつなぐキーワードとして、マスコミやお客様の間でも注目を集めるようになりました。2018年には、志を共にする同業者、コンサルタント、処理機メーカー、お客様と一般社団法人資源プラ協会を立ち上げるに至りました。
これからの資源プラスチックリサイクルは、静脈産業の関係者だけでなく国民一人一人の意識の向け方が非常に大切になります。
資源という観点で、発生を抑制し、再資源化に向けて、全ての人が関わるものであります。
激変する時代の流れを見据え、パナ・ケミカルは社員一同気持ちを新たにして、プラスチック事業を核とし「地球環境を大切にする企業」、そして「小さくて強い会社」を目指して邁進いたします。
代表取締役 犬飼健太郎
会社概要
商号
株式会社パナ・ケミカル
本社
東京都杉並区上高井戸1-8-3 エーム館
TEL.03-3302-7531 FAX.03-3306-0096
設立
昭和51年3月1日
資本金
1,000万円
代表取締役
犬飼健太郎
取引銀行
三菱東京UFJ銀行/みずほ銀行/三井住友銀行
加盟団体
日本プラスチック工業連盟
東京商工会議所
関東プラスチックリサイクル協同組合
表彰
リサイクル推進協議会会長賞(現・3R推進功労者等表彰)
ウェステック大賞2006
日刊工業新聞第24回優秀経営者顕彰「優秀創業者賞」
取得認証規格
エコアクション21認定 No.0001711
理 念
企業理念
プラスチックに関するすべての分野において、
常にグローバルな視点で、
高品質な商品、適切な技術、必要とされる情報を、広く社会に提供し、
社員と企業の成長と共に、
豊かな社会を実現するために貢献し続けます。
経営理念
小さくて強い会社
パナ・ケミカルの信条
自分たちがわかる事業を、やたらと広げずに、愚直に真面目に、
自分たちの頭できちんと考え抜き、情熱を持って取り組む企業であれ
沿 革
昭和51年3月
松下電工(株)の支援で熱硬化性樹脂成形材料販売を目的に代理店として設立。
昭和53年3月
松下電工(株)廃発泡スチロールのリサイクルを全国に先がけて着手。発泡スチロール処理機、1号機を築地市場に設置稼働。 発泡スチロール再生原料回収及び、プラスチック全般スクラップを香港・台湾へ輸出開始。
昭和54年
発泡スチロール再生原料回収量100t/月達成。
昭和56年10月
資本金500万円より1,000万円に増資。
昭和58年
産業廃棄物処理機本格取扱い、全国水産市場、自治体、スーパー、デパート、産廃業者など600箇所設置。プラスチック再生原料本格取扱い。輸出実績、1,000t/月達成。
昭和62年
発泡スチロール再生原料回収量600t/月達成。売上実績20億/年達成。
リサイクル推進協議会より貢献企業として「リサイクル推進協議会会長賞」を受ける。
平成3年
発泡スチロール再生原料回収量800t/月達成。
平成4年
発泡スチロール再生原料回収量1,000t/月達成。
平成9年
プラスチック再生原料スクラップ輸出実績4,000t/月達成。(うち発泡スチロール再生原料回収量2,000t/月達成)
平成14年
プラスチック再生原料輸出実績5,000t/月達成。(うち発泡スチロール再生原料回収量3,000t/月達成)
平成18年
プラスチック再生原料輸出実績7,000t/月達成。環境新聞社よりウェステック大賞2006受賞、エコアクション21認定 No.0001711
平成19年
日刊工業新聞第24回優秀経営者顕彰、日本プラスチック工業連盟加入
平成22年
信用金庫の優良企業表彰制度 平成22年優良企業表彰審査員特別賞
平成24年
プラスチックリサイクルビレッジ始動
平成27年
パナ・ケミカル創立40周年
平成29年
日本橋サロン 資源プラ研究所設立
平成30年
一般社団法人資源プラ協会参画